SOLEIL

  • 物件概要
  • コンサル内容
  • メディア掲載

不在となった個人宅の収益化

改修内容

木造 地上2階建

 

kotoriku_consul_img

不在になった家を活用したい

この計画は、建物に一人暮らしをされていたお父様が入院され、医療費を捻出したいというご家族からのご相談から始まりました。 築30年以上という古い家をリノベーションし、賃貸するための企画、資金調達や、設計者、施工者の選定といったコンサルティングの依頼です。

新築とリノベーションの検討

まず、建物を解体し、新築した場合と、リノベーションを行った場合のシュミレーションを念のため行います。 新築の場合、本敷地では現在の建物の規模より飛躍的に大きくなることが難しく、建設費が大きくなる割に収入が伸びず、事業効率が悪いことがわかりました。 リノベーションの場合は、 (1)一軒家(60m2×1戸)として賃貸した場合 (2)二つに分けて(30m2×2戸)賃貸した場合 (3)三つに分けて(20m2×3戸)賃貸した場合 で検討します。 (1)では、工事費は一番低くなりますが、需要の関係で家賃が伸びず、手取りも少なくなります。 (2)と(3)では、手取りはほぼ変わらなくなりますが、(3)の投資金額が大きいこと、(2)の面積がこれからの主流になること、工事上では(3)のプランに無理が生じること(水回りが3戸分出てくるため)があり、(2)の妥当性が高いという結論に至りました。

 

kotoriku_consul_img

若い建築家の起用

建築家にはスイスの設計事務所に勤務され、最近日本で活動を始めた菊地氏に依頼しました。 この計画がリノベーションであること、規模が小さく、手に触れる部分でのアイデアで魅力的に見せる必要があると考えたこと、ヨーロッパは新築の仕事が少なく、古いものを生かすことに対する意識が高いためです。

近隣の方々との調整

計画が進み着工すると、工事のことや、竣工後の建物運営の方法について近隣の方よりご質問やご要望があります。 こういったリノベーションではスケジュール上、事前の相談が難しく工事を進めながらプリズミックが間に入り、情報の公開や要望の調整を行いました。 特にゴミの収集については入居者と近隣の方との連携が必要で、竣工前からいい関係を築いていく必要があります。

各種お問い合わせご相談はこちら
賃貸不動産のプロに相談する