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ケーススタディ Case study

新築 #2 建築家がデザインした家に住むということ。alp 2010年度グッドデザイン賞受賞物件

About

赤羽駅から徒歩13分、丘の上に建つ存在感のある建物[alp]。建築を「箱状のもの」として捉えるのではなく、「地面が隆起してそのまま建物になったような建築」というデザインコンセプトを表現しています。地域での認知度が高く、空室が出てもすぐに決まる人気物件です。

Data

所在地 東京都北区赤羽西3丁目
設計 平田晃久設計事務所
構造 RC造地下1階・地上3階建て
総戸数 12戸(うち自宅1戸)
竣工 2010年3月
間取り 1R・1LDK
敷地面積 294.02m2
延床面積 294.02m2
住戸面積 24.13~75.67m2

Solution

課題

before

オーナー様が抱えていた課題
「家族の分散化による暮らしの変化や、築年数の経過をきっかけに、建替えに伴う収益化を検討」

計画地は、約90坪の敷地に戸建住宅が建っていましたが、家族の分散化に伴い、すでにオーナー様お一人でお住まいでした。一人ではスペースを持て余してしまい、かつ築年数も40年近く経過していることから、自宅建替えに際して収益化を検討。様々な会社の提案を受けましたが、どれも満足できないものばかり。そこでプリズミックに声がかかり、土地のポテンシャルを最大限活かし、かつ、デザイン性に優れいてたプリズミックのソリューションを選定されました。

解決

after

プリズミックのコンサルティング
「地域で供給不足のラインを狙い、長期的な安定収益を目指す」

赤羽駅周辺マーケット調査の結果、駅前周辺はワンルームマンションが立ち並び、少々供給過多の状況のため、供給不足が指摘される35㎡~45㎡程度の大きさ(1人~2人入居)をベースに企画。供給不足のラインを狙うことで、高い競争力を備え、将来的にも安定した収益が期待できます。また、デザイン面からの訴求力を高めるため、コンペ形式で建築家を選定しました。

Consulting Point 1 事業収支を圧迫することなく、特殊ニーズに対応

[alp]は、地下1階・地上3階建てで、地下住戸の計画がありました。しかし、建設費がかさむ地下住戸計画は、敷地の状況次第では収支を大きく悪化させる場合があるため、図面検討の前に十分に敷地状況を調査し、収支を圧迫することがないか見極める必要がありました。計画地の敷地は道路面から1.5m程度敷地が隆起しており、完全に地中に潜らせることなく住戸の配置が可能です。地盤状況・地下水位等についても事前調査の結果、問題ないことがわかりました。
また、地下住戸をスタジオタイプの住宅とすることで、特殊なニーズにも柔軟に対応できるようにするとともに、容積率に入らない地階緩和を活用するなど、最大限レンタル可能な床面積を確保しました。

地下住戸の配置 計画地の隆起状況イメージ / スタジオタイプの室内の様子

Consulting Point 2 コンペ形式での建築家選定による、高いデザイン訴求力

建築家の選定においては5名の建築家と面談の上、コンペ形式で建築家を選定いたしました。選考する上では当社の事業企画に基づく収益性の確保および長期安定性にフォーカスされ、かつデザインコンセプトや構成される空間の魅力についても大きなポイントとなりました。
建築家平田氏の提案について、当初空間構成が複雑な印象を受けましたが、シンプルな壁構造で構成されており、周辺環境に自然に溶け込むような、まさに生きている建築の提案で、「地面が隆起してそのまま建物になったような建築」というデザインコンセプトが実に見事に表現されています。

建築家によるデザイン

Consulting Point 3 総合的な判断による工務店選定

実際に図面に基づき建物をつくるのは工務店さんの仕事です。工務店さんの選定について、金額ももちろん大きなポイントですが、それだけではありません。実績や技術力、アフターフォロー体制はもとよりプロジェクトへ共感いただけなければ現場はきちんと稼働しません。また、経営基盤についても大きな選考のポイントとなります。
当プロジェクトにおいて選定された工務店さんについては、こうした総合的な判断から、仕事をお任せすることになりました。

工務店選定のポイント 金額面の競争力 / プロジェクトへの共感、熱意 / 技術力・アフターフォロー体制 / 安定した経営基盤・実績