梅屋敷宝樹ハイム

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築30年アパートの将来を見据えた

バリューコンサルティング

施工前

 

建替え?リノベーション?それとも…

京浜急行電鉄梅屋敷駅から徒歩5分。静かな住宅街にあるアパートの改修計画です。 本物件は築30年、これまではオーナー様ご自身でリフォームから入居者募集までなされておりましたが、建物の老朽化も激しく、今後の運用方法をハード・ソフト共にプロのアドバイスを求めておられました。
建替えについては建築的法規制の関係上、現状以上のパフォーマンスが期待できないこと、8戸中6戸が入居中という状況で立ち退き問題が発生することなどから得策とは考えられません。そこで、将来的には逃れられない建替えまでを見据えた長期的な建物延命策をご提案しました。

現状の問題点の優先順位を検証

現状現れている問題点を洗い出し、優先順位を判断しました。
全ての工事を一度に実施するとなるとオーナー様の負担感も相当です。よって、優先順位の高いものから事業年度ごとに税務面も考慮した修繕計画をご提案しております。

問題点と優先順位
① 建物の外壁・屋根・鉄部等建物の根幹をなす部分のメンテナンス。
→建物の維持保全の観点

② 空室内の設備老朽化の改善。
→入居促進、賃料維持の観点

③ 共用部周りの整備(共同洗濯機置き場や建物外構)
→入居促進、賃料維持の観点

④ 内装グレード変更
→入居促進、賃料維持の観点

低コストで最大限の効果を生むためのデザイン検討

第1期工事として、まず優先順位の高い外壁・屋根・鉄部等共用部の改修(①)に着手しました。建物寿命に大きく左右する部位でもあり、外観イメージについては賃貸募集上重要な要素を占めます。 当社では単純に綺麗にするだけではなく、周辺建物との差別化を図るためデザイン性を重視しました。 最も建物の印象を決定づける外壁・屋根塗装についてはプリズミックでカラーサンプルを作成し、外観イメージのCGシミュレーションを繰り返し行い、最も効果が大きいオールホワイトに決定しました。 さらに、館名板や目隠しの杉板・パンチングパネルなど、コストとのバランスを取りながら、細部までデザイン性・機能性の検討を重ねました。 結果、総額200万弱の低コストで建物全体のイメージアップに成功し、反響多数の人気物件になり、既存入居者にも大変満足いただきました。

施行後

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